真空装置・部品 設計製作 » 真空熱処理装置
真空中で加熱することによりさまざまな処理を行なうための装置です。真空排気系と合わせて内熱式または外熱式の加熱機構を設けています。用途に応じてさまざまな加熱方式があり、一般的なヒーターを使用するもの、高周波誘導加熱を使用するもの、カーボンヒーターを使用するもの、超高温用の特殊なヒーターを使用するものなど多種多様な装置を製作しております。真空中で加熱を行なう場合は、温度・希望する真空度により使用するヒーター材や断熱材の選定等にノウハウが必要とされます。これまでの多くの経験をもとにご相談に応じさせていただきます。
赤外線ゴールドイメージ炉を2台使用した真空加熱炉です。排気系にはクライオポンプを使用して、高真空での高温熱処理が可能になっています。 |
真空中で誘導加熱によるアルミの溶解(鉄換算で50kg)を行なう溶解炉です。真空チャンバー内に傾注可能な高周波コイル・るつぼを内蔵し、チャンバー下側の型に流し込みます。チャンバーは内径φ1400mm、排気系には22″油拡散ポンプ+メカニカルブースタポンプ(19000L/min)+油回転ポンプ(3000L/min)を使用しています。 |
その他、さまざまな真空加熱炉の実績がございます。ぜひご相談ください。